ソボジロ

セミリタイア後の日常考

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

節約のために何を売り渡しているかを考える

生活費を考えるとき、「何に金を使わないか」よりも、「何に金を使うべきか」を考えたほうがいい。節約はすればするほどハマるゲームのようなもので、些細な節約のために生活時間や快適さを売り渡してしまうものだから。 《そこそこやりくりすれば、年間五千…

朝5時に恐ろしい光に包まれる

なぜか朝の5時に起きている 狂っていた生活を正すために始めた早起きが過剰になってきて、7時起きが6時になり5時半になり最終的に5時起きになった 冬の朝5時は真夜中と変わらない 起きてから2時間近く待たないと朝日を浴びることもできない 睡眠リズ…

セミリタイアでは現実から抜け出せない

私にとってセミリタイアというのは、本編のストーリーを進めるのを放棄してミニゲームやアイテム集めに熱中するような感じだなと最近思う 全クリを諦めている だがゲームそのものから抜け出せるわけでもない たまに本編の方が顔を出してきて憂鬱な気分にもな…

TwitterやYouTubeに飽きる方法

このごろは1日に10分くらいしかネットをしていない。まったくしない日も多くなってきている。 TwitterやYouTubeやブログの巡回を止めたのが大きい。TwitterやYouTubeにハマっていたころは常に見たい衝動に突き動かされていたが、1ヶ月ほど完全にブラウジ…

よく分からないモノを集める

アニエス・ヴァルダの「アニエスによるヴァルダ」が素晴らしかった 監督のアニエス・ヴァルダ本人が自作を語る映画である かなり攻めた撮り方をするのでヌーヴェルバーグの祖母とも言われているらしい 夜の街に出てとりあえずカメラを回し素材を集めるところ…

毎日更新をする意味

このブログは以前好きだったブログがあってそれを読むのが毎日のささやかな楽しみだったから自分も何かやってみたいと思って練習のつもりで始めた 現在は練習かどうかも分からなくなっている そのブログは5年ほどは毎日更新されていたのだが、去年くらいか…

通勤中のサラリーマンは「死んだ魚の目」をしているか?

電車通勤するサラリーマンたちは「死んだ魚の目」をしているだろうか 死んだ魚の目なんてロック好きの中高生が使うような幼稚な表現だと思う 人は自分がどういう顔をしているか分かっていないもので朝なんてサラリーマンじゃなくても死んだ魚の目をしている …

セミリタイア生活をしても不安感は解消されない

歯がぼろぼろになる夢を定期的に見るのだが、これは金を失う恐怖らしい この解釈は知り合い2人から別々に聞いたことがあるから一般的な説なのだろう 確かにそのとおりだ 私は食いっぱぐれる恐怖感というのは普通に働いていたころからずっと持っている だか…

働かない精神は放っておくと衰える

バイト先にヘルプで出てくれないかと頼まれると二つ返事で受けてしまう 日給は1万円である セミリタイア民の私にとって1万円というのはとてつもない金額だ 油断するとシフトを増やしかねないので稼ぎすぎてはならないと自分を戒めている 働かない精神を日…

粘らないでよかったと思うことばかり

蒲田で仕事があった帰りに多摩川線に乗ると民家の植木が線路に倒れたらしく出発を見合わせていた よく乗る山手線とか京王線であれば復旧も早い しかし多摩川線は弱小路線である 対応ものんびりとしたものだった 私は席に座れていたので動き出すまで本を読ん…

恐ろしい価格の絨毯を買う

最近の父は自分のオフィスのインテリアを一新することに熱中している オフィスという名の秘密基地である 昨日は元値が90万円もする絨毯をだいぶ安く買えたと言っていた 絨毯というのは足の下に敷かれて毎日踏まれるあの布のことである 自分で稼いだ金で買…

粉々になったサイドミラーを寒空の下拾い集めた

散財家である父が買ったローテーブルを家具屋へ引き取りにいくのを手伝った 私はペーパードライバーなので運転は父である 車で十分ほどのすぐ近くにある店だったが店の裏に車を停める必要があり路地を回り込む その路地が幾筋にも分岐して道はどんどん細くな…