ソボジロ

セミリタイア後の日常考

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

別れにむけた日々

回復した老猫が食べてくれる餌を探して、ペットショップを1日に2往復くらいしている。ペースト状のものなら食べてくれるが、ウェットフードは汁だけ飲んで粒は食べない。 ある餌のおかげで寿命を延ばすことができたというレビューが沢山ある。延ばせる寿命…

人のために生きるか、自分のために生きるか

人のために生きていてたらもっと自分の時間を生きればよかったと思うだろうし、自分のためにばかり生きていたら逆のことを思うのだろう。 バランスをとるべきだという話ではない。大抵はどちらかに大きく偏るものである。 どの道を選んでも後悔すると思えば…

飼猫が死にかけているときにそばにいてやれる

先週までは普通に元気だった飼猫が、餌を食べなくなり、昨夜は餌場にはいったもののその場でうずくまって動かなくなってしまった。調べてみると、老猫は24時間食べないとなると、かなり厳しい状況らしい。 今朝になってやっと少しだけマグロを食べ、餌も少し…

バイトの日に飲むコーヒーと休日に飲むコーヒーの違い

週1のアルバイトがだるくないといえば嘘になる。前日には「明日バイトかあ」と思う。 逆にバイトの翌日は強い休日感がある。新たに6連休が来るみたいな感じである。その感覚があるのは、バイトをした翌日だけで、その次の日からはいつもの日常的休日である…

アルバイト先にヤバい人が入社した

私と一緒に入ったアルバイトの50歳のおじさんがいろいろヤバいという噂を聞いていたが、はじめて出勤日が一緒になった。蛭子能収みたいな雰囲気の人だった。 その人はその日は上司とずっと交通費の交渉をしていた。住居が何拠点かあって、それぞれの場所か…

元殺し屋の暮らし方

前回、寝太郎のYouTubeについて、作り込まれていないこと、雑にやることのよさについて書いたが、今日またチャンネルを見に行ったら、チャンネル名が「現役を退いて余生を静かに小屋で過ごす元殺し屋」に変わっていた。 笑った。 (↑ランキングに参加してま…

作り込まないこと、雑にやること

寝太郎がYouTubeで小屋作りの動画をアップしはじめたときに「できるだけ雑につくりたい」と言っていたが、あるときに動画にBGMをつけてみたらそれっぽくなってしまったと落ち込んでいた。 雑につくりたいというのは、作り込まれたものがつまらないという…

なぜ他人がサボっているとムカつくのだろうか

トム・ルッツという人の本に、いつまでもカウチから起き上がってこない息子になぜ憤りを抱いてしまうのか、ということを書いてあったが、私も同じようなことでイライラしがちである。 私は自分が怠け者であるにも関わらず、他人には勤労主義を押し付けるとこ…

エドワード・バーナードのように転落したかった

サマセット・モームの書いた「エドワード・バナードの転落」という短編小説がある。岩波文庫の『モーム短編集(上)』に収録されている。 1921年に書かれたフィクションだ。シカゴで事業に失敗したエドワードは婚約者を残して、再起を掛け単身タヒチに出…