ソボジロ

セミリタイア後の日常考

飼猫が死にかけているときにそばにいてやれる

先週までは普通に元気だった飼猫が、餌を食べなくなり、昨夜は餌場にはいったもののその場でうずくまって動かなくなってしまった。調べてみると、老猫は24時間食べないとなると、かなり厳しい状況らしい。

今朝になってやっと少しだけマグロを食べ、餌も少し食べた。このまま回復してくれればいいが、なんとしても延命させたいとは思わない。強制給餌や点滴はしない。

本当のところはわからないが、見た目には、体に力が入らないだけで、辛そうなようすはない。ただ生命力が薄まっていくようだ。自分が死ぬときもこんなふうに死ねたらいいなと思う。

餌を食べたら少し元気が出てきたようで、たまにこっちに呼びかけてくれるようにもなった。呼ばれたら体を撫でてやる。すると億劫そうに起き上がって、水を飲んだりする。こういうときにずっとそばにいてやれる時間があってよかったと思う。