ソボジロ

セミリタイア後の日常考

アルバイト先にヤバい人が入社した

私と一緒に入ったアルバイトの50歳のおじさんがいろいろヤバいという噂を聞いていたが、はじめて出勤日が一緒になった。蛭子能収みたいな雰囲気の人だった。

その人はその日は上司とずっと交通費の交渉をしていた。住居が何拠点かあって、それぞれの場所から交通費を請求したいという話だった。さらにその日の分の交通費をいちいち手書きのメモに書いて渡そうとしていた。その手書きのメモもなぐり書きみたいなものだった。

上司は、半ギレというか、なんでそんな交渉をしなければならないのかと困惑していた。周りの社員たちはニヤつきながらそのやりとりを聞いていた。

仕事中もショートメールで常時連絡をとりあうが、彼はガラケー使いである。私のまわりで未だにガラケーを使っている人は、風変わりで優秀な人か、完全に無能な人かに分かれる。後者の可能性の方が高いので、ガラケーと分かった時点で採用を控えたほうが無難だろう。

だがヤバい人というのはどこの会社にもいて、社員同士の話のネタにもなる。その人のことで毎日話題が尽きないので、その部分では会社に貢献している。その人の愚痴をいっているときはみんな楽しそうである。

あとはその人のおかげで、私は特に頑張らなくても相対的に優秀に見える。私は彼に感謝している。

 

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