ソボジロ

セミリタイア後の日常考

ベーシックインカムではつまらない

知り合いが最近個人経営の中華料理屋に行かなくなったいう話をしていたので、私の方も最後に行ったのはいつだろうと考えて仕事のランチに誘われた店を思い出した

安い店だったが安さにはわけがあった 私は油淋鶏定食、同僚はレタスチャーハンを頼んだ 油淋鶏は2日前に揚げたんじゃないかと思うほど冷めたものがでてきた 同僚のレタスチャーハンにいたっては待てど暮らせどでてこなかった 私が食べ終わるころくらいに男が店に走り込んできてその手にビニール袋に包まれたレタスが入っているのが見えた

同僚は「いまから作んのかよ」と半笑いでキレていたが、それくらいだらしない適当な店に行きたくなるときがある 要するに場末感のある店ということだが他にもよく行っていた新宿の中華料理店なんかは注文表をとっておらず、皿に残った料理の残り滓を見てメニューを推定し会計をしていた

いずれ適当な店は淘汰されちゃんとした店しか残らなくなる これは店に限らない ちゃんとした人間しか生きていけない社会になっていくだろう

だがそれはまだまだ未来の話で私が生きているうちはセミリタイアみたいな経済落差を利用した裏技がつかえる 未来ではベーシックインカムが普通になるかもしれないがそのようにまっとうに生活が保証されるのもつまらない 大半が一生懸命働いているなかで自分が適当にだらしなく生きているという状態がいいのだ

 

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